Happy Valentine’s Day!
バレンタインズデーは、毎年2月14日に行われるフェスティバルで、男性、女性の双方から、恋人や愛する人にvalentine(グリーティングカード)や、花、キャンディなどを贈ったり、ロマンティックなディナーを楽しみながら、愛を伝える日として知られています。
バレンタインを象徴する英語フレーズはいろいろありますが、おそらくいちばん有名なのが「Be My Valentine」ではないでしょうか。この言葉は、「私の特別な人(恋人)になって!」という意味になります。
Valentine’s Dayの起源は?
このイベントのルーツは、古代ローマの Lupercalia と呼ばれる、Juno (結婚の女神) をたたえるお祭りまでさかのぼります。
Lupercaliaは毎年2月中旬、古代ローマでキリスト教が定着する前から行われていて、ムチを持った裸の男達が未婚女性を叩いてまわる!という…とんでもなくハレンチなお祭りでした。この様子を知った Pope Gelasius I (ゲラシウス教皇) が「これじゃああまりにもヒドイ。。」と見かねて節度のあるイベントに替え、後に聖職者ヴァレンティヌスの伝説と融合された2月14日バレンタインズデーが生まれます。
というわけで、もともとキリスト教の行事ではなかったのですが、途中でクリスチャナイズされたと思われます。ローマ神話に登場する弓矢を持った Cupid a.k.a. God of Love (ギリシア神話では “Eros” とも呼ばれます) がバレンタインにしばしば用いられるのもこの頃からなんでしょうか??
その後、17世紀のイギリスでバレンタインの風習としてカードを贈り合うようになり、さらにアメリカにも19世紀頃より広まり、ポピュラーになりました。
▲ History Of Valentine’s Day
一方、日本では一般的に女性から男性にチョコレートを贈るのが習慣になっていましたが、それも少し変わりつつあるようです。近頃では、女性が自分自身にご褒美として贈るチョコレート、つまり女子による女子のためのバレンタインが新たなブームになり、男性に贈る物よりも商品単価が高いんだとか。
もうなにが常識で、なにが違うのか、全くわからなくなってきましたが、お菓子業界の販売戦略だけはまだまだ進化しそうです。
それでは皆さん、今年も素敵なValentine’s Dayを1日お過ごし下さい!