世界中で、IoT (アイオーティー) という言葉が広まっています。
So, what does “IoT” stand for?
IoTとは、Internet of Things の略で、日本語では「モノのインターネット」と呼ばれるようになりました。アイデア自体は以前からありますが、私たちの身の回りの機器がスマート化していくことにより、2020年までに約210兆円の規模になるとの見通しが示され、大きく注目されるようになってきました。
従来のインターネットは、コンピューター(パソコン)やスマホ、タブレット等を経由してつないでいましたが、テクノロジーの進化と材料コストが下がってきたことにより、自宅にある身の回りの家電や車などの機器に、より多くの電子センサーが付けられ、インターネットを通じてモノから様々なデータが行き来するようになります。
これらによって、家のセキュリティが向上したり、消費エネルギーが節約されたりするのです。このように、IoT(モノのインターネット)で充実している家を、近年では英語で Smart Home と呼んでいます。
The Home Of The Future : Smart Home
マーケティング会社、Affinnova の調査によると、アメリカ消費者の57%は、IoTが革新的なテクノロジーだと信じており、この技術が備え付けられていないメーカーは、大きなチャンスを逃していると思われているそうです。
下記、インフォグラフィックは、身近な「モノ」で消費者が望んでいる、インターネットに Conneceted してほしいモノ、つまり、スマート化してほしい商品を表しています。さて、どんなモノが…
最もコネクトしてほしいモノ
やはり、冷蔵庫、照明、洗濯機、そして庭付き一戸建てならスプリンクラーでしょうか。外出先から自宅の照明がコントロールできれば、防犯に役立つでしょう。冷蔵庫は、外出先から中身がチェックできれば、スーパーでの買い物に便利ですね。洗濯機は終了をスマホへ通知してくれたり、乾燥に切り替えたりできるかもしれません。
まぁまぁコネクトしてほしいモノ
コーヒーメーカー、オーブン、掃除機、食品パッケージ。掃除機のロボット化はもうすでに進んでいますよね。食品パッケージは、スマート化されると、その商品がセール販売している時にアラートでお知らせしてくれるという機能 … あれば便利でしょうか。
コネクトしてほしくないモノ
カミソリ、オムツ、歯ブラシ、ワインボトル。歯ブラシがスマート化すると、あなたの歯医者に日々のブラッシング状況を報告してくれる、これは人気なさそうです。そして、オムツ! 取り替えが必要になったら、お知らせしてくれる機能は、いらないですか?? ただし、日本では既にセンサー付き介護用オムツの開発は進んでいるようです。
その他、室内の温度を調節してくれるサーモメーターや、セキュリティカメラを製造している Nest 、スマート電球の Philips など、既に市場に出回っている機器もあります。いずれも、スマホからコントロールできるモノばかりで、ますますスマホが手放せなくなりそうです。。